どうも、ムテキンです！
最近の休日は自宅にこもって、消化できていなかったマンガを読み漁っているのですが、
「東京卍リベンジャーズ」という漫画・・・・・・
やばいほど、面白いっす！！
すげえ、これ。作者天才。マジで。 それもそのはず、『新宿スワン』『デザートイーグル』の作者として有名な「和久井健さん」の最新作なんですね。
いわゆる、ヤンキー漫画のスタイルなのですが、タイムリープで過去に戻った主人公が、東京卍會というヤンキーグループに入って成長しながらも、未来を変えるために奮闘するという激アツな設定です（『時をかける少女』や『僕だけがいない街』のようなタイムリープ作品が好きな方は必見です）。
中学時代の彼女だった「橘日向」の死や、総長であるマイキーの変節などの謎など、過去と未来のストーリーが融合して、いままでになかったヤンキー漫画へと昇華しています。
東京卍リベンジャーズを読んでみる！
あらすじ
26歳にもなってフリーターとしてぼんやり生きていた花垣武道（はながき たけみち）は、
中学時代に付き合っていた橘日向と、弟の直人が死亡したことを偶然ニュースで知りショックを受けます。
主人公：花垣武道（はながき たけみち）
橘 日向
それでもぼんやりとその日を過ごしていた武道は、電車のホームで何者かに突き落とされて電車に轢かれてしまいます。
しかし、目が覚めると武道は、日向と付き合っていた頃の中学時代に戻っていました。
中学時代の武道は少し不良ぶった仲間とつるんでいましたが、
調子に乗って本物の不良にシメられ、奴隷のような中学時代を過ごすことになります。
その不良たちは「東京卍會（とうきょうまんじかい）」を名乗っていました。
そこで武道はふと思い出します。26歳だった自分が見ていた日向死亡のニュース。 そのニュースで日向は、東京卍會の抗争に巻き込まれたと言われていたのでした。
中学時代の日向に再会した武道は、12年後の彼女を救うことを誓います。
タイムリープで描かれる主人公：花垣武道の成長奇譚
「武道」は元々、26歳になっても何もしたいことがなく、
フリーター生活をしているという、どうしようもないキャラクターです。
しかし、過去へのタイムリープを経て中学時代を再び経験することで、
真っ直ぐで熱く、魅力的な人間に成長していきます。
青春の時代の色々な後悔があるからこそ、
今度こそは逃げずに自分に正直に生きていこうという意志が現れてきます。
もし昔に戻れたら、そうした心はそれこそ現役の中学生も含めてきっと誰にでもあるもので、
多くの人が共感できると思います。
また、ストーリー全体としても26歳の話はあまり多くなく、
ほとんどが中学時代の話で進行していくので、
花垣武道のヤンキー成り上がりストーリーとしても単純に楽しむことができます。
東京卍會を中心とした魅力的なキャラクター
東京卍會を中心に、個性的でかっこいいキャラクター達が武道の周りを囲んでいます。
総長のマイキーや副総長のドラケンをはじめとして、他にも幹部である「場地」や「三ツ谷」など、異なる個性を持ちながらそれぞれの良さをもったキャラクター達がいて、皆が武道を認めていく過程が気持ち良いです。
それでいて、喧嘩になると皆強くて、男たちが強さを求める、
ヤンキー漫画としての面白みもあり、敵のキャラクター達も憎らしながらも魅力的です。
東京卍會総長：マイキー（佐野万次郎）
小柄ながら絶大なパワーと身体能力を持っており、小学校の頃から高校生に喧嘩を売っても負けたことがないという、天才的な喧嘩センスを持っています。
東京卍會メンバーからも絶大な指示を得ており、パートナーのドラケンと共に「不良の時代を創る」という思想の元、活動しています。
東京卍會副総長：ドラケン（龍宮寺堅）
頭に入れ墨のある姿はインパクト抜群ですが、マイキーに対しては誰よりも忠実でマイキーの心の拠り所にもなっている大切な存在です。
常に冷静沈着でチーム想いの一面も。
東京卍會：場地
東京卍會：三ツ谷
タイムリープという鉄板設定が最強！！
なんといっても、物語の重要な鍵を握っているのがタイムリープ。 記憶はそのままに、過去に何度も戻ることのできる現象です。
これによって武道は人生をやり直すことになるのですが、
最初の中学時代とはまるっきり異なる熱い道を歩んでいくわけです。
タイムリープを繰り返す重要な目的は、
「中学時代の彼女だった日向を救うこと」です。
そこには総長であるマイキーの中学時代からの大きな変節も関係しており、
あれだけ気のいい奴だったマイキーが何故変わってしまったのかという謎があります。
そして、陰には黒幕とも言える人物がおり、その人物がたびたび武道の邪魔をしてきます。
何度武道がタイムリープを繰り返しても、運命が変わらないという謎があり、これからどう解き明かされていくのかという楽しみがあります。
また、
そのタイムリープがなぜ起こっているのか。。。
まず最初に武道を突き落としたのは何者なのか。。。
それらがこれから解かれていくはずです。
さいごに
いかがでしょうか！もう一度いいます。
やばいですこのマンガ！！
とにかく、いっぺん読んでほしいです。あまりにもアツすぎます。
読者のなかには、家でまとまった時間ができてしまった方も多いとおもいます。
これを機会にまとめ読みをしてみてはいかがでしょうか。
そして、マイキーカッコよすぎ・・・イケメンランキングに入れなきゃな。。。。。
ぜひ、こちらも御覧ください。
読者に最高の漫画ライフを！世界のムテキンでした〜！
東京卍リベンジャーズを読んでみる！
同じ作者の作品を読んでみる！
新宿スワン
スカウト会社“バースト”の見習い社員となった白鳥（しらとり）タツヒコ、19歳。街角でギャルに声かけて、お水のシゴトを斡旋（あっせん）し、紹介料でメシを食う。そんな歌舞伎町ディープビジネスの世界に飛び込んだ彼を待っていたのは、何よりもカネがモノをいう弱肉強食の掟だった……!! 日本最大の繁華街の雑踏に立ち、覗き込んだ裏社会のリアル。歌舞伎町のスカウトほどサイテーで最高な商売はない!!
デザートイーグル
鷹見沢林檎は、ある種の天才だった。ID偽造という闇ビジネスを生業とし、新宿の底でたった一人で生きていた。すべては、復讐の為。母の人生を崩壊させた悪党共を見つけ出し、一人一人ぶちのめす。その、ただ一つの希望が巨悪の前に潰えかけた時、一人の少年が林檎の前に現れた。 鷲尾一期。今日、すれ違っただけの少年。林檎と一期。ふたつの孤独な魂が出会った時、新宿の均衡を破る、鉄と血のサーガが幕を開ける!!!!
